練習試合について(vs東京大学)

前半

東京都2部リーグに所属し、現在2位と好調な東京大学を相手に迎え、本日の練習試合がキックオフしました。序盤、学習院は度々左サイドを崩されるシーンが見受けられ、東京大学のサイドを使った攻撃に苦しむ時間が続きます。中盤に差し掛かると、相手は裏のスペースを狙ったスルーパスを多用し、果敢にゴールを狙いますが、学習院は小菅や松山らディフェンス陣の身体を張ったプレーで阻止します。しかし23分、ゴール前の混戦の末に失点を許すと、37分、自陣のゴール前でパスを繋いでいたところ、プレスをかけられて失ってしまいます。そのままクロスを許すと、最後はファーサイドで合わせられ、再び失点してしまう展開となります。失った2点を取り戻そうと攻撃に力が入る一方で、相手の鉄壁のような守備を前にチャンスメイクをすることができません。0-2で試合を折り返します。

後半

2点ビハインドで迎えた後半は、学習院ボールでキックオフします。序盤、学習院は高崎や皆川ら前線の選手を中心に投入し、反撃の狼煙をあげます。12分、高崎が相手のバックパスを奪うとドリブルで運び、自らシュートを放ちます。これがゴールの枠を捉え、まず1点を返すことに成功すると、16分には再びチャンスが訪れます。FKからゲームがリスタートすると、鬼塚からの横パスを受けた佐治が、ディフェンスの裏へ弧を描く鮮やかなパスを送り込みます。これを、本日1点目を決めた高崎がダイレクトで流し込み、2点差を跳ね返した学習院がようやく同点に追いつきます。その一方で、23分にはファーサイドに伸びたクロスに頭を合わされてしまい、東京大学がリードする状況に一転してしまいます。終盤に差し掛かると、相手がピッチを広く使い、前線へのロングボールを多用した攻撃を仕掛ける中、GK平野がファインセーブを披露する場面も見受けられましたが、90分が経過し、2-3で東京大学が勝利を収めました。

本日は皆様のご声援ありがとうございました。

(4年 中山尚子)