四大戦について(vs成城大学)

前半

少し強目の風が吹きつける中、成城大学との四大戦がキックオフしました。開始5分、最初のコーナーキックのチャンスを得ますが、橋本が蹴ったシュートはファーサイドに流れてしまいます。12分、相手のスローインからリスタートすると、ワンタッチでシュートに持ち込まれますが、これはGK伊丹がゴールを守り抜きます。一方で、14分にはキーパーのキックミスから相手にボールが渡ると、最後はゴール前でDFをかわされシュートを許し、先制点を奪われてしまいます。その後も21分に再び失点を許すなど、相手がボールを持つ時間が長く続く中、33分にはコーナーキックをファーサイドで合わせられ、失点を重ねます。終了間際の44分には橋本が倒され、FKを得ると、ゴール前の混戦を千代田が押し込み、1点を返したところで前半が終了しました。

後半

2点ビハインドで迎えた後半、14分にはFKのチャンスを得ます。キッカーに橋本を迎えると、直接ゴールを狙いますが、これは相手キーパーがキャッチし、得点には至りません。その直後の19分、素早いカウンターを仕掛けられると、流れるようなシュートを決められてしまいます。これ以上の失点は許すまいと意気込みますが、34分に今度は相手にFKのチャンスを与えます。相手選手の右脚から放たれたシュートは、そのままゴールネットに吸い込まれ、本日5失点目を許す結果となります。学習院は、前半と比べてボールを持つ時間は増えているものの、相手の勢いを止めることが出来ず、1点を奪うことが出来ません。1-5で90分が終了します。

3本目

1点でも点差を縮めたい3本目、学習院は気持ちを切り替えて挑みます。11分、相手がショートコーナーを仕掛けますが、細谷が守備にあたり、攻撃の芽を摘みます。16分、PKのチャンスを得ると、キッカーには細谷を迎えます。しかし、右脚から放たれたシュートは相手GKに弾かれてしまい、こぼれ球に反応して詰めるも、枠を捉えることが出来ません。26分、右サイドからのシュートがバーに当たり、そのこぼれ球に反応した佐治が押し込み、1点を返すことに成功します。30分、ペナルティエリア付近で相手を倒し、FKを与えますが、これはバーの上に伸び、難を逃れます。残り時間もわずかとなった39分、左サイドの室町から上がったクロスに細谷が合わせて追加点を決め、着実に点差を無くしていきますが、試合終了のホイッスルが鳴り、5-3で成城大学が勝利をおさめました。

本日は皆様のご声援ありがとうございました。

(4年 中山尚子)